これ又
いつものごとく、
今でも考えさせられ、確認することの多い
教えを受けたエピソードです。
事件の前の
前置きが長いのですが、
お付き合いください。

小林正観関連本は以前ブログでまとめました。
http://kobayasiseikansan.seesaa.net/article/100470314.html
その時の講演会の録音を聞けば
特定できるのですが、
2008年頃の私の主催の3時間講座。
3時間講座では、
飲み物を用意、
それと
途中休憩が入ります。
その日は
6時からということもあり、
チョコやキャンディも用意していました。
(用意しなくても良いものでしたが)
休憩中に正観さんがキャンディ等を
ちらっと見たのを覚えています。
そして
上記の写真の関連本を7,8冊用意。
正観さん
『あ~用意して下さったんですか。
話しやすくなりますね。』
と言って、
実際その本を
壇上まで持っていって、
テーブルの上において講演会は始まりました。
用意がうまくいってるな~。
と思い、
正観さんに対して
《今回はうまくやってるでしょ》
ぐらいのことを思っていました。
★
途中
テーマが『釈迦の教えは感謝』だったと
思うのですが、
般若心経のお話になりました。
講演会中
正観さん
『津原さん、般若心経はありますか?』
私は曹洞宗の修証義を
手帳にさして持っていたので、
津原
『ハイ、あります』
正観さん
『アナタが持っているかではなく、
みなさんの分がありますか?』
津原
『えっ!』
※ここで又言い訳というか、説明。
正観さんの講演会で
特別に資料を参加者の方に
配ることはあまりありません。
というか、
私が参加した5~60回、
一度もありませんでした。
他の地域で
主催者をしている方も、
『相変わらず、正観さん
津原さんには厳しいね』
と言われたほどでした。
その後の講演会、
各地で参加しましたが、
やはり
正観さんがそういうことを
言ったのは、聞いたことがありません。
(他の主催者の方でも、
言われたことがある方がいれば、
その時の状況を聞いてみたいです
ポジティブな意味で、聞いてみたいです)
※
元に戻します。
正観さん
『今日のテーマから考えて、
般若心経の話になることは
考えつきますよね。
親切じゃないですよね』
ここで私は、
当時
これまでの講演会の経験から。
《なんで?私の時だけそういうことを言うんだ、
理不尽だ》
ぐらいの受け止め方でした。
ホテルの方が、
コピーしてくれて
全員に配布。
その場は納まり、
流れて行きました。
★
後から、
それも
大~~~分後から考えたことです。
キャンディーや関連本。
それを用意した私に
慢心があった。
もっと
真理に近いところでの未熟さとしては。
私は
飼い主に対する犬のように、
(ワンちゃんすいません)
小林正観のもてなし、
あるいは
評価の為に動いていた。
ココロが
参加される方全員ではなく、
小林正観に向かっていた。
そこを
正観さんは見透かしたのではないか?
小林正観と言う人物は、
参加者全員の事を
いつも考えていた人だった。
私が
般若心経を全員分用意しておくところに、
思いがいかなかった部分を
たしなめたのでは。
ということに気づきました。
【目の前の人を大切にする】
マダマダな自分がいました。
未だ道の半ばで、
思い出したエピソードです。
いつもありがとうございます。
◆小林正観エピソードカテゴリーの記事◆
http://kobayasiseikansan.seesaa.net/category/8195401-1.html
小林正観さんの般若心経解説本

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